本音を聞きたい!先輩看護師が転職・退職を決意したホントの理由

本音を聞きたい!先輩看護師が転職・退職を決意したホントの理由

看護師という仕事は転職や退職が多い仕事です。その背景には人それぞれ違った理由が存在しています。

転職や退職というのは大きなターニングポイントとなることですから、気軽に考えて良いことではありません。ですが、逆に重く考えすぎてフットワークが鈍ってしまうのも問題です。

ここでは実際に転職や退職を行った先輩看護師達の声を聞き、そのホントの理由に迫っていきます。

転職・退職にも建前がある

退職

実際に転職や退職を行った先輩達の声を聞いてみると、自分が本当にその職場を辞めたかった理由と、職場に対して伝えた理由に違いがある人が多いということが分かりました。あるリサーチによると、職場に対して「建前」の転職・退職理由を伝えたことがある人の比率は65%にも登っています。半数を超える人が実際の理由を隠しているのです。

では、その人達は建前の理由をどのように説明したのでしょうか?多く見られた転職・退職の建前を紹介します。

【建前の理由その1】家庭の事情

まず最も多くの人が利用したと回答したのが、結婚や出産、親の介護などを含む「家庭の事情」です。これらの理由というのは正当性が高いと考えられがちで、職場からも引き止められにくく円滑に辞めることができることから利用されていると考えられます。看護師は女性の比率が高い職業ですから、男性よりもこれらの理由が使いやすいという背景も見られるでしょう。

【建前の理由その2】スキルアップ

次に、スキルアップを建前とした人も多いという結果となりました。転職においてスキルアップというのは実際の理由としてもよく見られるものです。現在の職場ではステップアップが望めないため、より上を目指すために辞めるといえば角が立ちにくいと言えるでしょう。

転職・退職の本当の理由

人間関係に悩む

では、そのような建前を示して辞めた人たちが本当に転職や退職をしたかった「本音」の理由はなんなのでしょうか?転職退職者の理由についても詳しくご紹介しましょう。

【本当の理由その1】人間関係

まず最も多くの人が理由としたのが、人間関係でした。人間関係の問題というのは看護師に限らずどこの職場でも発生してしまうものです。ですが、このことをはっきりと言って辞めるのはどうしても難しく度胸がいるもの。そのため、この理由は隠したまま辞める人が多いようです。

【本当の理由その2】労働環境への不満

次に多く見られたのが労働環境への不満です。

看護師は人員不足になっていることが多く、ハードワークが続く職場も少なくありません。人員が減るとさらにハードワークになってしまうことから、これを理由に辞めると後腐れする可能性があります。そのことから本音を伝えない人が多いのです。

【本当の理由その3】スキルアップのため

建前としてよく利用される理由の中でも紹介した「スキルアップのため」という理由は、実は実際の転職理由としてもよく見られるものです。看護師という仕事は知識と技術によってより高度な仕事ができるようになるもので、そのための環境というのは重要な意味を持っています。

病院によってエキスパートを目指すための研修が行われている場合や、資格取得のサポートがある場合もあります。このようなものを利用したいという理由で転職を選択する人も少なくありません。

自分のキャリアを考えることも転職においては重要なポイントとなります。この場合は人間関係による転職よりもさらに慎重に転職先の病院をリサーチして選択しなければなりません。

おわりに

看護師は他の職種に比べると転職や退職が盛んに行われている職場であるものの、気軽に考えて良いものではないでしょう。

自分の中で改めて転職や退職をしたいかどうかを考えて、それでも十分な理由があると考えた時に本格的に動くようにしましょう。また一方で、考えすぎて動けなくなることにも注意する必要があります。