プリセプターに任命された中堅看護師さん必読!扱いづらい新人・後輩との付き合い方

プリセプター

看護師の資格を持っていることと、実際に看護師としての仕事ができることには大きな差があります。

資格を取得したばかりの新人看護師は、まず病院で新人研修を受けることになります。中堅看護師の皆さんも経験があることでしょう。そんな看護師新人研修においてよく利用されているのが「プリセプター制度」というものです。師弟関係のように、中堅看護師が新人看護師とマンツーマンで研修を行う制度のことをいいます。

ここでは実際にプリセプターに任命された中堅看護師の皆さんに向けて、知っておいて欲しいポイントを4つご紹介します。

【1】褒めて伸ばすことを意識しよう

褒める

新人とはいえ、相手も厳しい看護師学校を乗り切って資格を取得した人であることには変わりありません。自分に対してプライドを持っている人もいます。なんでも頭ごなしに叱ったり、業務的な対応をしたりするのは良い方法とはいえないでしょう。

そのため、基本は「褒めて伸ばす」ということを覚えておきましょう。自分が悪いと頭では分かっていても、あまり叱られすぎると新人がプリセプターに対して良くない印象を抱いてしまいます。素直にアドバイスを受け取ることができなくなっては、その後の指導が難しくなります。悪い点は指摘しつつも、良い点をしっかり褒めるというメリハリをつけることが重要です。

【2】慣れ合いにならないよう、失敗は厳しく指摘しよう

指導

「基本は褒める」とお伝えしましたが、慣れ合いのような関係になってしまうのもまた、よくありません。あくまでも自分が教える側で、相手が教わる側だという立場はしっかり保っておく必要があります。友達感覚になるのではなく、頼りになる先輩のポジションを作れるようにしましょう。親しい付き合いはプライベートの時だけにして、仕事中は厳しい先輩になるというように、メリハリをつけることが重要です。

「褒めて伸ばす」というアドバイスと一見すると矛盾するように思われるかもしれませんが、仕事の中では嫌われ役になってしまうことも恐れないようにしましょう。新人が大きな間違いやアクシデントを起こした時には、その点をしっかり指摘して注意できなければなりません。及び腰の甘い先輩だと思われてしまうのもまた失格です。

【3】聞き役に回ろう

聞き役

ただ看護の技術を教えるだけでなく、新人の考えや悩みを理解するというのも、プリセプターの重要な仕事です。そのためには、一対一で話せるタイミングを作るということも求められます。

新人は仕事上の悩みや不安を抱えてしまうもの。ベテランとして答えられることもあるでしょうから、一対一で悩みや不安を聞けるタイミングを作りましょう。その時、自分の経験や考え方を押し付けないことが重要です。無理にアドバイスしようとせず、聞き役に徹するだけでも、新人のストレスは軽減されます。

【4】間違いがあったら素直に謝ろう

素直に謝る

プリセプターも完璧ではありません。教えている内容や、自分が手本として見せている看護の中には、誤っているものもあるかもしれません。

それが分かった場合には、素直に謝りましょう。教える立場にあるのだから完璧な姿を見せなければならない、というわけではありません。メンツを気にして謝れなければ、かえって新人からの信頼を失ってしまいます。

教える立場・教えられる立場というのを意識しすぎず、双方にとって成長の場であると考えると良いでしょう。

おわりに

どのように指導すれば良いかわからず、「正直、自分はプリセプターに向いていないと思う」ということがあるかもしれません。

看護師という仕事は人に物を教えることが本職ではないですし、向き不向きはあるでしょう。肩肘張らず、自分もプリセプターを通じて成長していけば良いと考えるようにすれば、楽になれるのではないでしょうか。