土日休みで働きたいなら産業看護師になろう♪一般企業での勤務で求められる資格と仕事内容

産業看護師

看護師という職業に対して、病院やクリニックといった医療機関で働くイメージを持っている方も多いことでしょう。しかし、看護師が活躍する場は医療機関だけではありません。一般の企業でも、産業看護師といった形で看護師が活躍しています。産業看護師として働く場合は、医療機関で働く看護師と労働条件も大きく異なります。

ここでは、その産業看護師についてご紹介します。

OLやサラリーマンのように土日休みで働ける

産業看護師は、一般の企業に雇用されている看護師です。そのため、休日や労働時間などに関しても基本的に一般の社員と同じになります。土日休みの週休2日制の企業に勤務している産業看護師は、通常の社員と同じように土日休みで働く事ができます。労働時間も朝出勤して夕方に帰宅するといった形態です。病院勤務の看護師と異なり、正月やお盆などの休暇も一般の社員と同じように扱われます。

また、民間企業だけでなく地方自治体にも産業看護師が配置されています。そういった産業看護師は公務員として採用され、労働条件なども公務員基準になっており、休日などはほぼカレンダー通りです。

病院勤務の看護師は医師の補佐をして患者の健康を守る大切な役割を担っていますが、生活が不規則になりがちです。そのため自分の健康を保つのが難しいというのが現状です。産業看護師なら、規則正しい生活をしやすい環境で働く事がでるでしょう。

産業看護師になるにはどうしたらいいか

産業看護師になるには

労働条件の面で病院勤務の看護師よりも人気が高い産業看護師ですが、看護師資格があれば誰でもなる事ができるというわけではありません。産業看護師になるためには、日本産業衛生学会の産業看護部会の認定を受けて登録を済ませる必要があります。認定されるためには、看護師または保健師の資格が必要です。

看護師の場合は、看護師資格に加えて2年以上の産業看護の実務経験と一般衛生管理者の免許が必要になります。そして一定の講習を受ける事で登録が可能になります。講習とは、具体的には日本産業衛生学会産業看護部会の行う「産業看護基礎コース」と「産業看護講座Nコース」を指します。これらの全課程を修了しなければなりません。保健師の場合は、保健師資格に加えて2年以上の産業看護の実務経験と「産業看護基礎コース」を受けると登録が可能になります。

これらの2つの講習はいずれも全国各地で開催されており、例えば「宮城産業保健推進センター」や「福島産業保健推進センター」などが開催場所になっています。

産業看護師の仕事内容

産業看護師の仕事内容

産業看護師は、所属している企業に勤務している従業員の健康管理を任される事になります。規模の大きな企業では、企業内に医務室が設けられています。医務室に常駐して体調を崩した従業員の看護などを行います。学校には保健室があってそこに保健の先生がいますが、それと似たようなイメージです。

企業で働く社員たちは、企業を支える大切な人材です。体調を崩して十分に能力を発揮出来ない状態が続くと会社の業績にも影響を与えます。産業看護師はそういった社員たちの体調の回復を促し、企業を支えられるようにするサポートをするのです。病院勤務の看護師と比較してあまり目立つ役割ではありませんが、無くてはならない大切な仕事です。

特に最近では風邪や怪我だけでなく、精神的な病を患っている人も多くいます。そういった人たちの心のケアを行う事も産業看護師には求められるようになってきています。

おわりに

産業看護師は、土日休みである事や夜勤がない事などから楽な仕事と思われがちですが、決して楽であるわけではありません。従業員1人1人の身体と心の健康を管理するのはかなり大変な仕事です。しかし大変な仕事であるからこそ、そのやり甲斐も大きいと言えます。