【保健師になるには】保健師国家試験の受験資格とは?保健師の資格を取得する方法

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保健師として仕事をするためには、国家資格である保健師国家試験を受験し合格しなければなりません。この保健師国家試験も他の国家試験の例に漏れず、誰でも受験できるという性質のものではなく、前提となる受験資格が必要となります。では、保健師国家試験を受験するためにはどのような受験資格が必要となるのでしょうか?必要となる条件を紹介します。

受験資格の大前提

学校

保健師国家試験を受験するためには、大前提となる受験資格が存在します。それが、看護師国家試験に合格していることです。保健師になるためにはまずは看護師としての資格を取得しなければなりません。もちろんこの看護師国家試験を受験するためにも受験資格が存在しています。

看護師国家試験の受験資格は十項目のうちいずれか一つを満たしていることが条件です。ただし、この条件の半分以上は特殊な条件となるため、一般的な受験資格について紹介します。

まず1つ目は、文部科学省令、あるいは厚生労働省令で定めている大学で看護師資格のための学科を履修して卒業している者。あるいは3年以上当該の学科を履修した者。

2つ目は同じく文部科学省令、あるいは厚生労働省令で定めている指定学校で3年以上必要な学科を修めている者。

3つ目も同じく文部科学省令、あるいは厚生労働省令で定目している看護師養成所を卒業した者。

そして4つ目は准看護師として3年以上従事し、指定大学、指定学校、指定養成所で2年以上勉強した者。

多くの場合はこの内一つを満たすことによって受験資格を得て看護師資格を取得することになります。

保健師の受験資格

卒業証書

残念ながら看護師資格を取得するだけではまだ保健師国家試験の受験資格を得ることはできません。保健師国家試験の受験資格を得るためには、さらに3つの条件の内一つを満たしている必要があります。

1つ目は文部科学省令、あるいは厚生労働省令で定めている指定学校で1年以上の学科履修を行っていること。

2つ目は文部科学省令、あるいは厚生労働省令で定めている保健師養成所を卒業していること。

3つ目は外国の保健師助産師看護師法に合致した学校や養成所を卒業しているか、外国で日本における保健師免許に該当する免許を取得していること。

これらの内の一つを満たしていれば保健師国家試験を受験することが可能になります。

保健師国家試験の内容

資格試験

ただし、受験資格を取得しているからといって必ず合格するわけではありません。筆記試験において基準以上の点数を取得する必要があります。保健師国家試験の試験内容は3つの分野から形成されています。

1つ目は地域看護学です。これは病気の予防や健康維持などのために必要となる学問知識です。病気による不健康だけではなく、加齢や精神的な疾患、知的障害などの先天的なこと、あるいは妊婦などを対象としているものです。

2つ目は疫学・保険統計です。これは、病気の予防や健康な生活の維持のために必要なことを理解しているかどうか、疫学的に理解しているかどうかを問う内容です。

3つ目は保健福祉行政論です。実務的な内容ではなく、保健師が活動する上で必要となる法律などについて理解しているかどうかを問う内容となります。ただ専門内容について知っているだけではなく、こういった部分も備えていることが求められるのが国家試験の特徴と言えます。

おわりに

保健師資格の需要は、今後より高まっていくことが考えられます。日本は高度な高齢化社会となっていて、高齢者を対象とした保健師の必要はしばらく向上し続けることが考えられるためです。簡単に取得できる資格ではありませんが、目指す価値は十分にあるでしょう。正しい知識を身につけて、一歩一歩進んでいくことが大切です。