看護師から養護教諭になるにはどうすればいい?憧れの保健室の先生になる方法

看護師から養護教諭になるには

看護師は人の役に立てる仕事として人気も高いですが、実際のところは夜勤が続いたり人の生死に関わったりと肉体的にも精神的にも厳しい仕事です。その中で、看護師から比較的負担の少ない養護教諭に転職する人もいます。特に女性の場合は結婚や育児などでハードな勤務ができなくなることもあるため、資格を生かした第二の勤務先として保健の先生を選ぶケースが多くなっています。

では看護師から養護教諭になるにはどのような方法があるのでしょうか?ここでは、看護師から養護教諭になる方法をご紹介します。

養成機関へ通って免許状を取得する

免許状

看護師から養護教諭になるには、文部科学大臣が指定した指定教員養成機関に通い、そこで養護教諭の免許状を取得するための勉強をするのが一般的です。養護教諭の免許状は、半年から1年間ほど養成機関で学べば取得可能です。

養護教諭の免許状には一種と二種がありますが、看護師の資格を持っている状態で養成機関に通えば養護教諭の一種免許状を取得できます。一種免許状は4年制大学の養護教諭養成課程で取得できる資格で、二種免許状は2年間の短期大学でも取得できる資格です。一種と二種では学ぶ機関に2年間の差があり、一種の方が比較的給与も良く優遇されます。

免許状を取得したら、あとは教員採用試験に合格すれば、各学校で養護教諭として働くことができます。公立学校での養護教諭の採用倍率は約8倍と非常に厳しい道ではありますが、公立学校の養護教諭になりたいのであれば、この方法が最も早く効果的です。なお保健師の資格を持っている人も、同じようなルートで養護教諭になることができます。

大学からきちんと学びなおす方法も

大学の校舎

養護教諭の免許状を取得するには、大学からもう1度学びなおすという方法もあります。その理由は、養護教諭は看護師と違い教育に深く関わるため、医療の知識や技術だけでなく教育者としての知識も必要だからです。そのため養成機関では憲法や外国語コミュニケーション、情報機器の操作なども学びます。

上記したように4年制大学の養護教諭養成課程に通えば、養護教諭の一種免許状を取得できます。さらに勉強をしたいのであれば、大学院に行って専修免許状を取得するという方法もあります。また一種免許状は通信教育でも取得することが可能です。

ただし、この方法は養成機関に比べて時間やお金のかかる方法です。4年制大学ではなく短大で二種免許状の取得を目指すにしても、養成機関と比較すれば最低でも1年間の差があります。そのためしっかりとしたプランを立てることが必要になってきます。

養護教諭の資格がなくても保健の先生になれる?

保健の先生

保健の先生は必ずしも養護教諭の資格が必要というわけではありません。養護教諭の資格が必要なのは、あくまで公立の小中高だけで、私立の学校や大学の場合には、看護師の資格だけで保健の先生になることもできます。この場合正確には「学校保健師」で保健の先生と少し違いますが、生徒たちの健康管理を行う仕事内容は公立の小中高と変わりません。

看護師の資格だけでなることができるため、養成機関などに通う必要がなく、うまく行けば最短で保健の先生になることもできます。ただし専門性と人気の高さから、ハローワークや一般の求人誌で募集することはあまりありません。看護師の求人サイトなどで非公開求人として稀に募集されている程度です。

おわりに

看護師から養護教諭を目指すには、上記のような方法があります。どの方法を選ぶかは自由ですが、最も効果的なのは今の自分にあったスタイルを選ぶことです。今自分がどんなライフスタイルを送っているのか、時間や資金に余裕があるのか、よく考えてみましょう。そうすれば、憧れの保健の先生になれる日も近いかもしれません。