看護師長になるにはどうすればいい?看護師が出世するために必要な3つのこと

看護師長

看護師としてのキャリアアップを考えるとき、一つの選択肢となるのが看護師長を目指すことです。看護師長はその名前の通り看護師にとっての班長のような存在で、部下となる看護師たちの仕事をマネージメントする役割を持っています。通常の看護師としての仕事とはまた違ったベクトルの努力をしなければ、看護師長を目指すことはできません。

ここでは、看護師長になるために必要なことを紹介します。

そもそも看護師長とは

看護師長って?

勘違いしてはいけないのは、同じ努力をすれば全員が看護師長になれる、というわけではないことです。というのも、看護師長というのは病院において病棟ごとに1人だけ必要な人材であるため、人数に極めて限りがあります。同僚となる看護師たちのなかから自分が出世を勝ち取り看護師長となるためには、他の人よりも看護師長としての適正がなければなりません。

看護師長としての適正は看護師の適正とは異なっています。看護師の仕事が看護実務を中心とするものであるのに対して、看護師長の仕事は看護師のマネージメントを中心としています。現場で働き続けたい、という人は看護師長を目指すのではなく、別のキャリアアップの方針を検討する必要があります。そのことを理解した上で、看護師長を目指すべきなのかどうかを考えなおしましょう。

まずは主任を目指す

看護師長と患者

看護師長になる場合、いきなり看護師から抜擢されるということはほぼありません。看護師長になる前にはそのサポートを務める看護主任となり、そこからキャリアアップするという形式がとられます。そのため、まずは主任となるための方法を考えていかなければなりません。主任になるための経路は病院によっても違いがあります。

昇格試験形式を採用しており、試験に通過した人が主任になり、そこから看護師長になっていくというケースもあります。また、希望者を対象とした研修を行っている病院もあるため、主任、看護師長を目指したいのであればそういったシステムを有している病院を就職先として検討するのが良いでしょう。

さらに効果的であるのが、認定看護管理者という資格を取得することとなります。

認定看護管理者資格の取得

資格の勉強

では、認定看護管理者になるためにはどのような経路をたどる必要があるのでしょうか。まず大前提として、当然ではありますが看護師免許を有さなければなりません。准看護師では該当しないため、キャリアアップを目指すのならば、まずは国家資格としての看護師免許を取得する必要があります。

その上で、5年以上の実務経験を積む必要があります。連続5年ではなく通算5年であるため、この間に転職やインターバルなどがあっても構いません。この段階でできれば前述のように研修システムを有している病院を選択し、並列して勉強を進められるようにしておくのがベストです。

さらに、4つの要件のうち一つを満たす必要があります。「認定看護管理者教育課程を180時間履修していること」「看護系大学院で看護管理を専攻していること」「看護師長以上の仕事を3年以上経験し、看護管理分野で修士号を取得していること」「看護師長以上の仕事を3年以上経験し、管理に関する学問分野で修士号を取得していること」。この内の一つを満たしていれば前提はクリアとなります。

これらの資格を持った上で最後に認定審査を通過することで認定看護管理者として認定されます。

おわりに

看護師長や看護主任を目指すというのは、看護師にとってのキャリアの一つにすぎません。自分がどのような看護師になりたいのか、改めて見つめなおし、その上で看護師長を目指すかどうかを考える必要があります。