円満退職したい看護師さん必読!失礼のない正しい退職願いの書き方

退職願の書き方

看護師の中には残業や夜勤が多いことや人間関係のこじれなどから、転職を考え始める方が見られます。転職をするとなると退職願を提出する必要がありますが、失礼にあたる表現などを用いてしまうと、禍根を残す結果になってしまう恐れがあります。退職願には一般的なルールが定められており、そのルールに従って書くことが大切です。

そこで今回は、円満退職を願う看護師の方に向けた、失礼のない正しい退職願の書き方を紹介します。

【退職願の書式その1】書き出しと本文

退職願 書き出し

基本的に退職願には、決まりきったテンプレートが存在しているわけではありません。比較的フレキシブルに内容を書くことができます。ここではその一例として、一般的な書式を紹介します。

まず一行目には「退職願」と記載します。この際、混同されやすいのが「退職届」です。退職願はあくまでも「退職したい」という意思を伝えるものであり、提出した後に自分の気分や事情が変われば、撤回することが可能です。対して退職届は退職することを届け出るものであり、一度提出すると一方的な撤回はできなくなってしまいます。そのため、退職願と退職届を書き間違えないように注意しましょう。

二行目には、一番下の部分に「私事」あるいは「私儀」と記載します。これは「この退職願は私事です」と謙遜する表現であり、願い出の書類において多く利用されるものです。

三から五行目には退職の理由と、退職の希望日時を記載します。ただし、細かい理由があるとしても全てを記載せず、「一身上の都合により」と記載する方法が一般的です。人間関係など具体的な退職理由を書いてしまうと、それが失礼にあたってしまう可能性があるため注意しておきましょう。

日付については事前に上司と相談をしておき、同意を得た日付を記載するようにします。日時に齟齬が出ないように、年から記載するようにしましょう。

【退職願の書式その2】氏名と宛名

本文の記載が終わったら一行スペースをあけ、提出日の日付を記載します。先に記載した退職年月日と同じ形式を用いるようにします。西暦や年号、漢数字など何を使用しても構いませんが、統一するようにしましょう。

次の行は少し下げて自分の所属と名前をそれぞれ正式名称で記載し、その下段に印鑑を捺します。シャチハタのようなゴム印ではなく、朱肉を使ったものを利用するようにしましょう。簡易なもので済ませるのは、やはり失礼にあたってしまいます。

さらに一行開け、病院の名前を正式名称で記載し、次の行に病院の代表者の役職と名前を記載します。この時、敬称は「様」とします。

退職願に良くある疑問

退職願

「退職願は手書きにするべきか、パソコン作成にするべきか」という質問は多く聞かれます。これについては、明確な正解があるわけではありません。職場によって手書きを好む場合もあれば、パソコン作成を好む場合もあります。ただし、一般的には手書きの方が丁寧であるとみなされることが多いため、より失礼を避けるためには手書きを利用する方法が望ましいでしょう。

また、「縦書きと横書き、どちらにするべきか」という質問も聞かれます。これについては、手書きの場合とパソコン作成の場合で異なります。手書きの場合には縦書きが文書として正しい形式となります。パソコン作成の場合には特に決まりがないため、横書きでも構いません。可能であればパソコン作成の可否と合わせて上司に事前確認をとっておくのが良いでしょう。

おわりに

立つ鳥跡を濁さず、という言葉が日本にはあります。嫌な職場であったとしても、辞める時にはそのことを感じさせないように去る方が、お互いにとって気持ちが良いものとなります。転職先が同じ業界であれば話が伝わってしまうこともあり得るため、十分注意して退職願を書きましょう。